注文住宅の総額はいくら?費用内訳と資金計画を整理してみた

注文住宅の総額はいくら?費用内訳と我が家の資金計画 家づくり

注文住宅を検討し始めると、多くの人が気になるのが

「結局いくらかかるの?」

という点だと思います。

住宅会社の広告では

・坪単価
・建物価格

などがよく表示されていますが、実際の家づくりでは

それ以外の費用も多く発生します。

そのため注文住宅では

建物価格ではなく「総額」で考えること

がとても重要です。

この記事では

注文住宅の総額の考え方と費用内訳

を整理します。

家づくりでは「建物価格」だけではなく、

・土地
・外構
・諸費用

など多くの費用が関係してきます。

詳しい費用の内訳については、こちらの記事でも整理しています。

家づくりの費用区分を整理してみた


注文住宅の総額の目安

注文住宅の費用は大きく

・土地費用
・建物費用
・外構費用
・諸費用

の4つで構成されています。

住宅会社の資金計画では、一般的に次のような割合で説明されることが多いです。

費用割合
建物費用約45%
土地費用約35%
外構費用約10%
諸費用約10%

※地域や土地条件によって変わります。


我が家の費用割合(実例)

ただし、この割合はあくまで目安です。

実際の費用割合は

・土地価格
・建物仕様
・外構の内容

などによって大きく変わります。

我が家の場合は次のような割合になりました。

費用区分金額
建物費用約4,280万円
土地費用約1,400万円
諸費用・外構約720万円
総額約6,400万円

割合にすると

費用割合
建物費用約67%
土地費用約22%
その他約11%

このように、我が家の場合は

建物費用の割合が比較的高い

資金計画になっています。

これは

・土地価格が比較的抑えられた
・住宅性能や設備にある程度こだわった

ことが理由です。


建物割合が高いメリット

建物に予算を多く使えるため

・断熱性能
・設備グレード
・間取りの自由度

などを高めやすいというメリットがあります。

特に住宅は

長く住む建物そのものの性能

が生活の快適さに大きく影響します。


一方でリスクもあります

建物費用の割合が高くなると

・将来売却するとき
・資産価値を考えるとき

に土地比率が低くなる可能性があります。

一般的に不動産では

土地の方が資産として残りやすい

と言われています。

また、実際に住むまで近隣にどんな方が住まわれているかがわからないが、

持ち家のために簡単に引っ越しもできないというリスクも考えられます。


土地割合が高いケースもあります

都市部では土地価格が高いため

土地の割合が50%以上

になるケースも珍しくありません。

土地割合が高いということは

土地の資産性が高い

とも言えるため、

将来売却する際に

有利に働く可能性がある

とも考えられます。


建物費用

いわゆる

「家の価格」

です。

ただし建物費用もさらに分かれます。

本体工事費

家そのものを建てる費用

・基礎
・構造
・屋根
・外壁
・断熱
・窓
・内装
・キッチン
・風呂
・トイレ

住宅会社の広告に出ている

坪単価はこの部分だけのことが多いです。


付帯工事費

家を建てるために必要な工事

・仮設工事
・電気工事
・給排水工事
・ガス工事
・足場
・外部配管
・エアコン配管

一般的には

本体価格の15〜25%

程度かかることが多いです。


土地費用

土地を購入する場合に必要な費用です。

主な内容

・土地購入費
・仲介手数料
・登記費用
・不動産取得税
・印紙税
・固定資産税清算金

また土地によっては

・地盤改良
・擁壁工事
・古家解体
・造成工事

などが必要になることもあります。

土地を購入する場合には仲介手数料などの費用も発生します。

仲介手数料の目安については、こちらの記事で解説しています。

土地購入の仲介手数料の目安


外構費用

家の外回りの工事です。

代表例

・駐車場(土間コンクリート)
・フェンス
・門柱
・ポスト
・宅配ボックス
・植栽
・アプローチ
・タイルデッキ
・外構照明

目安

100万〜300万円

こだわると

500万円以上

になることもあります。


諸費用

家づくりで

一番忘れられやすい費用

です。

主な内容

税金

・不動産取得税
・登録免許税
・印紙税

ローン関係

・融資手数料
・保証料
・団信

保険

・火災保険
・地震保険

その他

・引っ越し費用
・家具家電
・カーテン
・照明
・インターネット工事
・地鎮祭


注文住宅の総額が分かりにくい理由

注文住宅では

・建物費用
・外構費用
・諸費用

などが

別々に提示されることが多い

ため、最初から総額が見えにくいことがあります。

例えば住宅会社の広告では

坪単価

が表示されていることが多いですが、

この坪単価には

・付帯工事
・外構
・諸費用

などが含まれていないケースもあります。

そのため

最初の見積もりより数百万円増える

ことも珍しくありません。


住宅ローン(フラット35)

我が家は

フラット35

を利用しています。

フラット35では

物件価格の1割以上の自己資金

を入れることで
金利が低いプランを利用できます。

そのため我が家は

項目金額
総費用約6400万円
自己資金(約10%)約640万円
住宅ローン約5760万円

という資金計画になりました。

フラット35は

・固定金利
・返済額が変わらない

という点で

将来の資金計画が立てやすい

と感じました。


賃貸 vs 持ち家という議論について

住宅の話になると

賃貸か持ち家か

という議論がよくあります。

資産性だけで考えると

賃貸の方が柔軟という考え方もあります。

しかし注文住宅には

もう一つの大きな価値

があります。

それは

自分たちの生活に完全に合った家を作れること

です。

例えば

・収納の量
・収納の場所
・家具の配置
・間取りの動線
・キッチンの使いやすさ

などは

注文住宅でしか実現できない部分

も多いと思います。


私自身の実感

私はこれまで転勤が多く、

何十回も引っ越しを経験してきました。

賃貸であれば

  • 新しい設備の物件
  • 立地の良い物件

に住み続けることはできます。

しかし

自分たちの生活に完全に合った家

に住めたことは一度もありませんでした。

もしそういう家が賃貸で存在するとしたら、

家賃はかなり高くなっている

のではないかと思います。

また、我が家が家を建てようと考えた大きな理由の一つは、
**「家族と過ごす時間の価値」**でした。

子どもがまだ小さく、家族みんなで一緒に過ごせる今の時期に、
できるだけ良い環境で最高の時間を過ごしたいというのが我が家の価値観でした。

年齢を重ねてからであれば、
金銭的には今より余裕があるかもしれません。

しかし、家の満足度というのは
家族と過ごす経験があってこそ意味があるものだと思います。

本当に必要なものは、
必要なタイミングで手に入れないと意味がない

ということに気づいたことも、
この決断に至った理由の一つでした。


我が家の結論

家づくりの資金計画は

建物価格ではなく

「総額」で考えること

が大切だと思います。

土地・建物・外構・諸費用

すべてを含めて

トータルの予算

を考えることが重要だと感じました。

関連記事

家づくりの費用についてはこちらの記事でもまとめています。

家づくりの費用区分を整理してみた
黒サッシ追加費用はいくら?
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