【実測C値0.1】気密測定に参加して分かったこと|高気密住宅は職人さんの技術で決まる

家づくりを進めていると、「気密」「断熱」「換気」という言葉をよく耳にします。

その中でも今回は、家の性能を数値で確認できる気密測定に参加させていただきました。

実際に現場で測定を見学して感じたのは、

「高気密住宅は、良い材料だけでは実現できない」

ということ。

今回の測定結果は、**C値0.1㎠/㎡**という非常に優れた数値でした。

測定した業者の方は年間600棟計測しており、「C値0.1はなかなか出る数値ではない。」とおっしゃられておりました。

なぜここまで高い性能が出たのか、実際に立ち会って感じたことをご紹介します。


気密測定とは?

気密測定とは、家にどれくらい隙間があるかを測定する検査です。

専用の測定器で室内を負圧にし、家全体の隙間面積を計算します。

この結果は**「C値」**という数値で表され、

  • C値2.0以下:一般的
  • C値1.0以下:高気密住宅
  • C値0.5以下:非常に高気密

と言われています。

数字が小さいほど隙間が少なく、冷暖房効率や計画換気の性能を十分に発揮しやすい住宅になります。


気密測定はいつ行うの?

気密測定を行うベストなタイミングは、

断熱工事が終わり、石膏ボードを張る前です。

この段階で測定することで、もし隙間が見つかった場合でも補修が可能になります。

完成後では見えなくなる部分だからこそ、このタイミングで測定することに大きな意味があります。


実際に気密測定に参加してきました

当日は玄関に大きな測定用ファンを設置し、家全体を負圧にして測定を行いました。

(写真:測定機械)

測定中は、

  • ドアが重くなる
  • 小さな隙間があると風の音がする
  • 家全体の気密性能が数値として表示される

など、普段では体験できないことばかり。

完成後には見ることのできない貴重な工程を見ることができました。


結果は驚きの「C値0.1」

測定結果は、

C値0.1㎠/㎡

という素晴らしい結果でした。

家全体の隙間を集めても、名刺1枚の約4分の1ほどの面積しかありませんと言われびっくり!

建築会社の仕様上のC値が0.4とのことだったので、実際は0.3くらいなのかなと思っていたところだったので正直驚きました。


高気密住宅は「職人さんの総合力」

今回一番感じたのは、

高性能住宅は職人さんの施工品質で決まる

ということです。

どれだけ高性能な断熱材やサッシを採用しても、

  • 大工さん
  • 断熱施工業者さん
  • 現場監督さん

それぞれが丁寧に施工しなければ、この数値は出ません。

今回のC値0.1は、まさに職人さん全員の技術とチームワークによって実現した結果だと感じました。


気密測定は立ち会う価値がある

実際に参加してみると、

「数字を見るだけ」

では分からないことがたくさんありました。

例えば、

  • 気密シートの施工方法
  • 配管・配線周りの処理
  • サッシ周辺の施工精度(サッシの周りの隙間にもウレタンを施工している)
  • 気密性能がどのように測定されるのか

など、家づくりを学ぶ貴重な機会になります。

まとめ

家づくりでは「断熱性能」に目が行きがちですが、本当に快適な住まいをつくるためには気密性能も欠かせません。

そして、その性能を支えているのは、設備や材料だけではなく、職人さん一人ひとりの丁寧な施工です。

今回、気密測定に参加したことで、完成後には見えなくなる部分こそ、住まいの快適性を左右する重要なポイントだと実感しました。

これから家づくりをされる方は、「気密測定を実施しているか」「どのタイミングで測定しているか」なにより、「施工されている人(施工精度)」にも注目してみてください。

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